水子供養とは

悲しみの中にいるあなたへ

こ親の顔も知らず、親もまた子の顔を知らず葬られた水子の霊を慰め、供養することです。水子供養は水子のためだけにするものではなく、不安な思いをいだいている方の気持ちを慰める意味もあるのです。お子さまを想って手を合わせるだけで供養になります。お寺での水子供養は、お子さまやお地蔵さまに親御様のお気持ちを直接お届けするものです。悲しみの中にいるあなた・・水子供養をし、ひとつ区切りをつけたら、前を向いて新しい一歩を踏み出して下さい。小さな一つの命もきっとそれを望んでいることでしょう。

水子はとても無垢な存在

一般的風潮として、水子のタタリ、水子の霊障などととらえる傾向があり、そうした風潮に便乗して供養をすすめるところもあるようですが、水子は「タタる」から「タタられない」ように供養するというのは悪しき考えです。安易に中絶するということを戒めるためタタリなどと言われるようになったのでしょう。どんなに望んでも授からない、という方々もいらっしゃるのです。水子であっても先祖の供養と同じように、肉親の愛情により心から行うものであるという考えが供養の基本です。子はその親の元に生まれてきたくてそこに宿るとも言われています。親の幸せをそっと願っているはずです。

水子供養は3回忌を節目にしています。一つの命と向き合い心から供養したのちは、新しく前を向いて歩んでいきましょう。ときどき思い出し手を合わせたりお水を供えたりしてあげましょう。あなたを見守っていてくれるはずです。

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